希望がいっぱい

今朝は雪かしらと、そっとカーテンを開けましたが霧でした。
昨日から、本職の木こりさんたちが来てくださって、
伐採が始まりました。


今から、44年前、私の両親はペンション開業することを決めました。
そしてあちこちの候補地を回って、この明るい眺めに惹かれ峰の原に決めたのです。
41,2歳の母が今のペンションの予定地を希望いっぱいで眺めているところかな・・・

そして、その日に泊まった宿のベランダから見る第一ペンション村。
まだ渋谷区の建物はなく、今のペンションチロルさんが建設中かしら。

そして、1976年の12月22日に私は初めて峰の原に来たのでした。
我が家の前から見た景色。


毎日、自宅からアルプスや長野市を眺めていたものでした。

その当時、4輪駆動車といえば、スバルレオーネ。
ほとんどの家が、レオーネ、ランクル、ジープでしたね。
そして、今なら恥ずかしくて、ありえないのですが、
皆誇らしげに自分の屋号を車にかいていました。

この方達が最初のお客様でした。
皆さん、今頃どうしておられるでしょう。

この時、こんなに細くて小さかった木々・・・

ペンションの開発会社は、
今思えばとても先駆的な環境意識があったのだなぁと感心します。
できる限り地形を変えず、木を切らず、そこにふさわしいと思われる
自然素材で環境に配慮した建物を建てました。

ペンションとともに43年余りを一緒に過ごしてきた木々を伐るのは、
けっして嬉しいことではありませんが、
これもまた、新しい一歩のためなのかとも・・・
ありがとうございました。