その時を待つのです

かすかに地面が濡れて、気温は12度。
しっとりとした、いい朝です。


新しいキャベツをもらったので、
古いキャベツをザワークラウトにしようと思い立ちました。
ひたすら千切りにして、キャベツの2パーセントほどの塩と、
今回はクミンと、鷹の爪を入れました。

そして、バット2枚に挟んで、重石代わりにもち米を置いて、
このまましばらく放置して発酵待ちです。
要するに、ドイツのキャベツの漬物です。

次は白菜。
白菜をざっくりときって、肉厚な鰹節をもらったので、混ぜ込んで、
みずをひたひたくらい入れて、これまた放置。

だしパックがまた溜まったので、中身を取りだしてふりかけに変身させました。

まだまだ、順番待ちの野菜があるのです。
大根の葉は、ごま油で炒めて、これまた頂き物のいしるで味付け。
大根は、鬼おろしでおろして、大根餅にしました。
かぼちゃは、土井善晴さんの揚げかぼちゃに。
皮もタネもワタも一緒に揚げて味付けして、食べちゃいますよ。
まだ、柚子胡椒にたどり着けない。

残った千切りキャベツは、お昼にお焼きにして食べました。
肉なしお好み焼きと言うべきか・・・

半日ほどつけていた分厚い鰹節と白菜を煮ました。
カツオを多めに入れたので、味付け一切なしでも十分旨味があるのです。
カツオは、当たり前ですが、なまり節みたいな味です。

こんな放ったらかしを料理と言えるかどうかわかりませんが、
素材がおいしければ、味付けは最小限でいいと思ってます。
歳のせいかもね。