桃の節句

曇り空の木曜日。


我が家のお雛様は、道祖神ふう。
そうそう、この作家さんは、50代で亡くなられましたが松本の方でした。
人形は、作った人の顔に似るとか、おおらかで情熱的な人でした。
汚れを拭き取ったけれど、だいぶ色あせてきましたね。

そしてこちらは、奈良の一刀彫のお雛様。
この色合い、いかにもお雛様らしくていいですね。
学生時代にお客さんで来てくださった今はすでに還暦を超えた方々が、
卒業記念にと、くださいました。
その中の女の子の実家が、奈良の一刀彫のお店だったはず。
この箱の中には、寄せ書きの色紙も入っていて、今でもちゃんとおいています。
ペンション、華やかかりし頃のお話。

3月2日が、このチーズの賞味期限でしたので、
何だかナイフを入れるのがもったいないなんて言いながら、いただきました。

かすかに桜の葉の塩漬けの香り。

この日の夕食は、桜のチーズ、ルヴァンのカンパーニュ、
小豆島のオリーブ、友人手作りの牡蠣のオイル漬け、どれもこれも頂き物。
本来なら、これにワインでしょうけれど、
私の場合は、これにお茶。
私の春は、胃袋から。
またまた、ごちそうさまでした。