アサガオは知っているのか

今朝は曇り空。
久しぶりに自宅でむかえる夜明けです。


小学校1年生の姪の息子から
「ねぇ、かずちゃん、僕のアサガオ、学校で一番大きいんだよ、見て」といわれ

私「どれどれ・・・」
Y「それがさぁ、ここ何もしてないのに折れてるの」
私「そうか、持って帰ってくるときに、擦れて折れたのかもね」
Y「・・・」
「でもね、あんまり触ったら、アサガオも疲れるのよ。
毎日葉っぱを触っていたら、枯れてしまったこともあるらしいよ」
「ふーん」と言いながら、また触る。
「あのね、ここが折れても、下にも芽があるからまた伸びるし、
他の茎は元気にのびてるから大丈夫よ。
どうして、棒に絡まるんだろうね。
植物には、目もなくても感じるところがあるらしいよ」
「ふーん」と、また触る。
「おばあちゃんもお母さんも、二郎くんたちも、かずちゃんもね、
みんな学校でアサガオ育ててたはずよ。
私のころはこんなキットはなくて、植木鉢に棒を立ててたよ」
「そうなの・・・」

はて、学校のアサガオ栽培はいつから始まったのかと調べてみると、
昭和22年の文部省の理科の指導要領に記述があるようです。
今は生活科の指導要領だとか。
そういえば、ヘチマも育てて、ヘチマ水とかヘチマタワシも作りましたし、
フナの解剖もしたような、カエルはどうだっけか・・・

私の薄っぺらな知識は、この本の受け売りです。
病院などの待ち時間にしか読んでおらず、なかなか進まないし、
すぐに記憶は飛んでいきますが、読みながら感心しきり。
ちなみに宇宙に植物を持っていく実験などは、
植物の成長に重力がどのように関係しているかを調べるためだったとか。

植物繋がりですが、この息子のサボテン、
何を感じてのび続けているのだろう・・・
何も世話もしてないのに、いつの間にか家族も増やしてるし、水分で生き続けてる。
すでに30年近く、いつまで元気でいるのかしら。

植物は一番身近な友達かな。