マドレーヌは、これでなくちゃ

今朝は冷え込み、農協前の温度計は14度。
畑は今日から4時半でもヘッドライト。
7時過ぎに農協の前を通ると20度に上がっていました。
今日も、暑くなるのかな。


昨日、畑仲間のおやつを作ろうと思い立ちました。
というか、ときたま無性にマドレーヌが作りたくなるのです。
私のこだわりは、このシェル型とレシピ。
ホントか嘘か、フランスでは、マドレーヌといえばシェル型だとか。
もう少し丸い、帆立貝のような、いわゆる巡礼の印のような形もあります。
私は、一口サイズ、プチフール用のシェル型も持ってます。
上品でかわいいのですが、たべごたえがなくて、めったに使わず。
今はケーキ型もシリコンなのかな。
昔とったナントカで、私の道具は金属ばかり。

溶かしバターを入れます。

カトルカールという分量。
バター、小麦粉、砂糖、卵の4つの材料全て4分の一ずつなのでカトルカールというそうな。
昔コアントローケーキというのを十八番にしていたときに、
さんざんカトルカールを焼きました。
この高カロリーのケーキを作っていた頃、今より10キロ以上太っていたという、おまけ付き。
ということで、今はお菓子は、低カロリーを心がけてます。
このマドレーヌは、ベーキングパウダーを使いません。
しっとり仕上がるし、バターの味が濃厚な気がするのです。
高級にするなら、発酵バターにすると香りがいいと思います。
ぐるぐる混ぜて作った生地は、1時間以上寝かします。
これが、また生地が落ち着いていいのだと思います。
カヌレもクレープも生地を寝かしますでしょ。

型にも溶かしバターを塗ります。
刷毛も今どきはシリコンですが・・・

いただきもののとうもろこしも茹でてます。

バターを塗って、強力粉を振って、余分な粉を落として冷蔵庫で冷やしておきます。

型に8分目か9分目生地を流し入れて、
160度から170度くらいにオーブンで20分ほど焼きます。
温度や時間は生地の量やオーブンの性能で、変わります。

ほらほら、よく見てください。
ベーキングパウダーなしでも、ちゃんと膨らむでしょ。

うふふ、まずまずの出来上がり具合。

この本にレシピは載ってますが、
パリでも同じ作り方で作っているところもあると書いてありますが、
なにせこの本は、昭和56年の本なので、どうかしらね。

お菓子作りは笑顔でやらなきゃねぇ。