スプーンおばさん

今朝も早朝は濃い霧でしたが、
段々と空に青みが増してきています。


なにを勘違いしたのか、モンタナがちらほら咲いてます。
今頃になってナスタチウムが咲き誇って、メリハリのきいた窓辺になりました。

私のことを友人が「ぜったいスプーンおばさんです。北欧っていうのもピッタリ」
っていうので、古本でスプーンおばさんを買いました。

いいなぁ、このクラシックな字体も、絵も。
スプーンおばさんは、ノルウェーで1957年に出版された本なので、
(本は)私より少し若いわね。
70年近く前のノルウェーの夫婦の様子がわかって興味深かったですよ。
70年経てば、日本もノルウェー並に男女平等になるんだろうか・・・

スプーンおばさんは、私なんかとは比べ物にならないスーパーウーマンで、
風や雲、太陽まで指図し使いこなし、危機を乗り越えます。
立っているものは親でも使う私ですが、そこまではできないわ。

そんな普通のオバサンは、
「えーっと、これは植物の話だっけ、いや昆虫か」などと、ものすごくいい加減な感じで、
植物と昆虫の生き抜く知恵に圧倒されながら、
庭を見ながら、風に吹かれて同時にこんな本を読んでます。
これじゃ、とてもとてもスプーンおばさんにはなれないわ。