セルフビルドの世界

にぎやかだった近所のペンションも静かになり、
村全体が、静かになってきたような。
ウグイスの地鳴き、ヒヨドリのさえずり、
野鳥の声や虫の声がよく聞こるようになりました。


すっかり仲良しになったベルギー人の留学生からこんな本が届きました。
そして昆虫シール(こんなのあるんですねぇ)つきのお手紙も。

彼女は、この菅平の「開拓者の家」をテーマに選んで、
我が家に泊まって、論文を書いていました。
うーんこの文章、私には読みづらい。
彼女もこれを読んだのか、すごいなぁ。

この家を作ったのは息子の同級生のお父さんですが、
この本を読み、彼が、すべてを一から、一人で作っていたのだということを知りました。
彼女が、当時の材料費やレシート、
材料を買ったお店まで調べていた理由がわかってきました。
そりゃぁ、知りたくなりますよ、どうして、彼は、そこまでやったのかと・・・

主は、当時20代だったとはいえ、想像するだけで、気が遠くなります。
そして30年も経って、まさかはるばるベルギーから若い人がこの家を調べにやってくるとは、
なんというか、この建物にはそういう人を引きつけるなにかがあるんだろうなぁ。
セルフビルドの、奥は深いなぁ。

さて、この家以外の章も読もうかなぁ、
写真も多いけど、私には、なかなか大変そう。