お雛様に会いに

田んぼのあぜシートの張り替えに行こうと思っているのに、
ここは霧氷がついて、昔の冷凍庫の中のよう。
下界はいい天気だろうなぁ。


「お雛様出したから見に来てよ」と言ってもらって、
わざわざ雪道を遠回りして、雑木林の中を通り抜け

こういうふうに根元が開いてくると春です。
根開けなんて言われてますが、豪雪地帯では穴が深く、
落ちたら抜け出せないこともあるのですよ。

通称横見沢フットパスと言われて、
私も笹刈りなどもしてましたが、クマの通り道だということで、
捕獲のオリが置かれた時もあり、最近は手抜き気味。

このトゲトゲの枝はズミなんですが、木曽の方では、
味噌を仕込むときにこの実を入れるところがあったとか。
でも、なぜ入れるのかわらないとか。
味噌づくりには、それぞれの地域の習慣で、
根拠がわからないことも多いようです。
そこが手前味噌の面白さで、おいしさかも。

木目込みのお雛様
2階にしまってあって、持って降りるのが大変なので、
今は内裏雛様だけで、他のお雛様は箱の中だとか。
持ち主に似て丸顔です。

雪道をズボズボと歩いて汗をかいてしまったというと、
なんとコーヒーゼリーを出してくださいました。

そして、「ここから2つ好きなのあげる」といわれ、
迷いに迷って2ついただきました。

そして夕飯に早速いただきましたが、
一つは帰り道であった一人暮らしの友人にあげちゃった。
きっと、お雛様も許してくださるでしょう。

さぁ、この春始めての農作業。
できるかなぁ…