みんなで稲刈り

今日もまだ青空とまではいきませんが、
かろうじて、雨は降ってない。

昨日は棚田の稲刈り。
もうここを借り始めて何年だろう。

「一番小さい田んぼにしてください」と、
毎年お願いしています。
だって、最初の頃借りた田んぼはやたら大きくて、
しかも大雨の後、まるで田植えのような田んぼで、
夕方まで稲刈りして懲りたことがあるのです。
もう若くもないしねぇ・・・

稲刈り仲間はいろいろいます。

 さぁ、だいぶ終わりに近づきました。
今年私達の田んぼの指導をしてくれている農家のオジサン
(毎年変わりますが)は、「専業ですか」と伺うと、
「なんでぇー」(とんでもない無理だ)というお返事で、
親は専業だったけど、定年退職後農業をしておられるそうです。
「こんな手刈りの稲刈りなんて20年ぶりだよ。
疲れるねぇ」ですって、オイオイオイ。

さて、次は稲架掛け(はざかけ)。
今回はじめて、稲の束をわける割合は、
7,3とか6,4ではなく、半々でいいと言われました。
稲穂の束の量で色々変えてもいいんだということです。
なんでもそうですが、生き物相手に正解はないのか・・・

皆、黙々と真剣に。

ところが、この私の顔!

ベキベキベキという音を立てて、竹が折れましたぁ。

竹を選んで持ってきてくれた指導員の滝沢さんは
「竹が悪かったんだね。ハチが入ってたんじゃねぇか」
と、言い訳、てんこ盛り。

でもね、稲刈りシニア隊、最後はこの笑顔で、無事終了。
私達の田んぼは水はほとんどひいていましたし、
半日程度のいい運動という感じ。
やっぱり、一番小さい田んぼで正解でした。

田んぼといえばイナゴ(稲子)。

おお、私達のような?カワラナデシコも。

サワガニのこの恨めしそうな目つき、いいね。
さて、新米が楽しみです。

午前中で稲刈りを終えて、
こちらのお手伝いに出かけました・・・

で、またもや土壁の土作り担当。
雨が続いたので、漉すのも大変。
こちらにも、われこそはというシニアオジサンが
たくさん助っ人に来ておられました。
出生率が下がり高齢化が進むこの国では、
みんな=シニアだね。
ということで、なかよく頑張ろうね。