峰の原の草原をつくろう!No.3

おはようございます。
峰の原はまだ大丈夫だと思いますが、
長野でも雨が降り続き土砂災害など
心配される場所が増えてきました。

自分の住んでいる場所の、地形,地質、
歴史を知ることはこういう時の判断の役にも立つでしょう。
日曜日の「峰の原の草原を作ろう!」は、
草原の成り立ち、歴史から、
そんなことも考えさせられる、
とても興味深いお話を聞くことができました。

時間より早く勢揃いとなり、
後で予定していたジビエと狩猟の話を、
急きょ協力隊の猟師さんに振ってしまいました。
ところがどっこい、動じることなくにこやかに・・・
さすが、猟師は度胸です。

そして、実は菅平や峰の原あたりの草原は、
八ヶ岳方面の草原と同じ縄文時代から、
あったのではないかというお話へ・・・
真田丸で人気者となった真田家の話にも繋がります。
毎年話がどんどん深くなっていきます。
楽しみです。

草原の話を聞いた後は、機械組と手刈り組に別れて、
いざ、草刈り!
皆さん手慣れたものです。
こんな縁の下の力持ちにお支えられ峰の原の草原の美しさを
観光客の皆さんに楽しんでいただけています。

この草原,ススキ刈りを初めて4,5年経ちますが、
最初の1,2年は、今思い出すと、ススキの背丈も高く、
株も大きく、1回では刈り切れず、
かなりたいへんな作業でした。
たいへんでしたが、今より私も若かった・・・

日本は温暖湿潤で、
草原は放っておくとすぐに樹木が入り込み、
林から森へと遷移していきます。
ヤナギも最初に生えてくる樹木のひとつ。

おやおや盆栽仕立てのミズナラまであります。

ハギも樹木です。
ごめんね、ちょっと刈らせてもらいます。

ニガイチゴもね。

そして外来種のブタナは根っこから抜き取ります。

オーイ,お昼ですよ、ごはんの支度ができましたよ!
イノシシカレー、菅平のレタスサラダ,紫米のごはん。
早く戻って来てくださーい。
やりだしたら、
ついついやめられなくのなるのが草刈りなんですよね。
皆さん,ありがとうございました。

これで、今年もまた美しい夏秋の草原の花々が見られます。
9月10日は、草原をつくろう!の2回目で、
鹿の話,草原の話、秋の七草観察会,
鹿革のクラフト作り、モリダクサン。
お待ちしております。